オレオサイエンス賞
受賞論文・受賞者


(論文タイトル/ 著者名(敬称略)/ 所属/ 掲載誌-巻-号-年)



第1回 (2002)

界面活性剤無添加系エマルションの新しい展開
酒井俊郎1, 加茂川恵司2, 酒井秀樹1,2, 阿部正彦1,2
1: 東京理科大学 理工学部, 2: 東京理科大学 界面科学研究所
オレオサイエンス,Vol.1,No.1,pp.33-46(2001)


糖を相互作用点とする高次構造の制御
小林秀輝, 天地正登, 新海征治
科学技術振興事業団分子転写プロジェクト
オレオサイエンス,Vol.1,No.6,pp.635-647(2001)


糖質系バイオサーファクタントの新しい展開 -生理活性物質から省エネルギー材料まで-
北本 大
産業技術総合研究所 環境調和技術研究部門
オレオサイエンス,Vol.1,No.1,pp.17-31(2001)


第2回 (2003)

動脈硬化と酸化コレステロール
前場良太
帝京大学医学部第一生化学講座
オレオサイエンス,Vol.2,No.5,pp.267-274(2002)


高度不飽和リン脂質の酵素的改変と機能特性
細川雅史, 高橋是太郎
北海道大学大学院水産科学研究科
オレオサイエンス,Vol.2,No.1,pp.19-25(2002)


第3回 (2004)

マイクロエマルション系の構造の温度・圧力依存性
瀬戸秀紀1, 長尾道弘2, 川端庸平3
1: 京都大学大学院理学研究科, 2: 東京大学物性研究所付属中性子科学研究施設, 3: 東京都立大学大学院理学研究科
オレオサイエンス,Vol.3,No.10,pp.511-522(2003)


多成分系界面活性剤溶液の臨界現象
窪田健二,
群馬大学工学部
オレオサイエンス,Vol.3,No.6,pp.287-294(2003)


微生物によるカロテノイドの生産
秋 庸裕, 小埜和久
広島大学大学院先端物質科学研究科
オレオサイエンス,Vol.3,No.4,pp.175-181(2003)


第4回 (2005)

生体におけるポリフェノールの代謝と生理活性
馬場星吾1, 寺尾純二2,
1: 明治製菓株式会社 食料健康総合研究所 機能研究センター, 2: 徳島大学 医学部 栄養学科食品学講座,
オレオサイエンス,Vol.4,No.7,pp.271-277(2004)


光学活性セラミドの開発と機能
石田賢哉,
高砂香料工業株式会社 総合研究所
オレオサイエンス,Vol.4,No.3,pp.105-116(2004)


第5回 (2006)

油脂の結晶化 -バルク系と分散系の比較-
佐藤清隆
広島大学 大学院生物圏科学研究科
オレオサイエンス,Vol.5,No.1,pp.3-11(2005)


油脂の結晶化がエマルションの物性・安定性に及ぼす影響
松村康生,
京都大学 大学院農学研究科 農学専攻 品質評価学分野
オレオサイエンス,Vol.5,No.1,pp.13-19(2005)


プロスタグランジンの血管新生制御機構
平澤典保, 大内和雄
東北大学 大学院薬学研究科 機能分子生化学分野
オレオサイエンス,Vol.5,No.2,pp.65-71(2005)


第6回 (2007)

スーパーオキシドジスムターゼミミックス: -その分子設計とナノバイオ応用-
湯浅 真1,2, 小柳津研一2, 村田英則1
1:東京理科大学理工学部工業化学科, 2: 東京理科大学総合研究機構
オレオサイエンス,Vol.6,No.6,pp.307-317(2006)


アシル化アミノ酸の行動薬理学的評価: -脂質による高次脳機能異常改善作用の機序を中心に-
日比野英彦1, 西川 徹2
1: 日本油脂株式会社食品事業部, 2: 東京医科歯科大学大学院 精神行動医科学分野
オレオサイエンス,Vol.6,No.2,pp.93-105(2006)


薬物担体の素材としてのリン脂質および類似構造を持つ脂質の性質
二井智子
ファイザー株式会社中央研究所
オレオサイエンス,Vol.6,No.7,pp.363-370(2006)


第7回 (2008)

油脂化学反応への超高圧技術の適用
田口洋一
独立行政法人 産業技術総合研究所 環境化学技術部門 循環型高分子グループ
オレオサイエンス,Vol.7,No.5,pp.189-196(2007)


水環境系に対する界面活性剤の影響
大矢 勝
横浜国立大学 教育人間科学部
オレオサイエンス,Vol.7,No.1,pp.19-26(2007)


ナノエマルションの設計と化粧品機能
岡本 亨
株式会社 資生堂 マテリアルサイエンス研究センター
オレオサイエンス,Vol.7,No.3,pp.105-110(2007)



第8回 (2009)

自動車用バイオディーゼル燃料の現状と課題
山根浩二
滋賀県立大学 工学部 機械システム工学科
オレオサイエンス,Vol.8,No.8,pp.323-336(2008)


脂肪酸リモデリング, 脂肪滴形成と脂肪毒性
芦部文一朗, 本島清人
明治薬科大学 生化学教室
オレオサイエンス,Vol.8,No.10,pp.447-454(2008)


リパーゼ反応を利用した油脂加工
島田裕司, 永尾寿浩, 渡辺 嘉
大阪市立工業研究所
オレオサイエンス,Vol.8,No.1,pp.3-9(2008)



第9回 (2010)

フライ調理における食品の状態の変化と油吸収
鈴木 徹
東京海洋大学 食品生産科学科
オレオサイエンス,Vol.9,No.2,pp.43-49(2009)


振動分光法による界面活性剤単分子膜のキャラクタリゼーション
河合武司
東京理科大学 工学部 工業化学科
オレオサイエンス,Vol.9,No.5,pp.165-173(2009)


リン脂質を介したアポトーシス細胞の貪食除去
白土明子, 中西義信
金沢大学 医薬保健研究域 薬学系 生体防御応答学分野
オレオサイエンス,Vol.9,No.10,pp.465-471(2009)



第10回 (2011)

多形成分子材料の開発 - ソフトおよびハードマテリアル -
中西尚志
物質・材料研究機構 ナノ有機センター・マックスプランク研究所コロイド界面部門・科学技術振興機構 戦略的創造研究推進さきがけ 「構造制御と機能」
オレオサイエンス,Vol.10,No.2,pp.63-71(2010)


超臨界二酸化炭素中での界面活性剤の自己組織化挙動
鷺坂将伸1・吉澤 篤1・大竹勝人2
1弘前大学 大学院理工学研究科, 2東京理科大学 工学部 工業科学科
オレオサイエンス,Vol.10,No.5,pp.167-177(2010)


脳の生理学から見た脂質と肥満
成清公弥・粟生修司
九州工業大学 大学院生命体工学研究科 脳情報専攻
オレオサイエンス,Vol.10,No.10,pp.375-381(2010)



第11回 (2012)

添加剤により誘起される巨大単層膜ベシクルの形成メカニズム
山田悟史1・菱田真史2
1高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所, 2京都大学 物質−細胞統合システム拠点
オレオサイエンス,Vol.11,No.6,pp.205-211(2011)


NMRによる脂質膜中の薬物の「運動」の解析
吉井範行・岡村恵美子
姫路独協大学 薬学部
オレオサイエンス,Vol.11,No.6,pp.213-220(2011)


レオロジーによる使用感触の定量化と製品開発への応用
曽我部敦
株式会社資生堂 リサーチセンター
オレオサイエンス,Vol.11,No.8,pp.269-275(2011)



第12回 (2013)

分子シミュレーションによる界面活性剤・脂質分子自己集合体構造の研究
篠田 渉
産業技術総合研究所
オレオサイエンス,Vol.12,No.2,pp.55-61(2012)


油中水滴エマルションを用いたジャイアントベシクル型人工細胞の器づくり
豊田太郎1・伴野太祐1・藤浪真紀2
1東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系, 2千葉大学 大学院工学研究科 共生応用化学専攻
オレオサイエンス,Vol.12,No.2,pp.77-84(2012)


表面設計による付着制御とバイオマテリアルへの応用
岩ア泰彦
関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科
オレオサイエンス,Vol.12,No.11,pp.551-558(2012)



第13回 (2014)

化学分解性界面活性剤の開発
小野 大助
大阪市立工業研究所 生物・生活材料研究部香粧品材料研究室
オレオサイエンス, Vol.13, No.4, pp.179-185 (2013)


油脂の構造と機能〜トリアシルグリセロール異性体分析の発展
永井 利治1・後藤 直宏2
1月島食品工業株式会社 研究所新規素材研究室, 2東京海洋大学 食品生産科学科 食品保全化学研究室
オレオサイエンス, Vol.13, No.8, pp.355-363 (2013)


脂質単分子膜上での毒素タンパク質による孔形成挙動
大石 祐司1・生貝 初2
1佐賀大学大学院 工学系研究科 循環物質化学講座, 2鈴鹿工業高等専門学校 生物応用化学科
オレオサイエンス, Vol.13, No.9, pp.441-446 (2013)



第14回 (2015)

核酸塩基部位をもつ両親媒性脂質分子が作る多様なナノ構造
岩浦 里愛
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所
オレオサイエンス, Vol.14, No.7, pp.275-282 (2014)


腸内細菌脂質代謝研究を基盤とする新規機能性脂質の開発
小川 順・岸野 重信
京都大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻
オレオサイエンス, Vol.14, No.9, pp.375-380 (2014)


バイオミネラリゼーションに学ぶ有機/無機複合体の設計と合成:高分子およびマグネシウムイオンによる炭酸カルシウムのモルホロジー制御
西村 達也1・朱 方捷1・加藤 隆史1・伴野 秀和2・灘 浩樹2
1東京大学大学院 工学系研究科, 2(独)産業技術総合研究所
オレオサイエンス, Vol.14, No.10, pp.417-423 (2014)



第15回 (2016)

不規則な摂食タイミングが肝臓概日時計異常とコレステロール代謝異常を導く分子メカニズムの解析
小田 裕昭
名古屋大学大学院 生命農学研究科 栄養生化学研究室
オレオサイエンス, Vol.15, No.2, pp.61-67 (2015)


脂肪摂取と2型糖尿病
長尾 元嗣・浅井 明・杉原 仁・及川 眞一
日本医科大学大学院 医学研究科 内分泌糖尿病代謝内科学分野
オレオサイエンス, Vol.15, No.2, pp.69-78 (2015)


走査電子顕微鏡による新規の液中観察技術の開発
小椋 俊彦
(国研)産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門
オレオサイエンス, Vol.15, No.11, pp.511-516 (2015)



第16回 (2017)

超臨界水中でのコロイド科学
出口 茂
(国研)海洋研究開発機構 海洋生命理工学研究開発センター
オレオサイエンス, Vol.16, No.2, pp.81-88 (2016)


質量分析イメージング法による脂質の可視化
久後 裕菜・山本 彩実・森山 達哉・財満 信宏
近畿大学農学部 応用生命科学科
オレオサイエンス, Vol.16, No.5, pp.225-231 (2016)


超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)を用いた香料化合物の光学分割と赤外円二色性(VCD)を利用した絶対立体配置の決定
矢口 善博
高砂香料工業(株) 研究開発本部 分析研究所
オレオサイエンス, Vol.16, No.8, pp.371-379 (2016)



第17回 (2018)

ソフトな高分子複合体によるバイオ分子の構造・機能制御
丸山 厚・嶋田 直彦
東京工業大学 生命理工学院
オレオサイエンス, Vol.17, No.2, pp.41-48 (2017)


こめ油成分を活用した相乗的ながん抑制効果
永塚 貴弘1・仲川 清隆1・西田 浩志2・宮澤 陽夫3
1東北大学大学院 農学研究科, 2新潟薬科大学 応用生命科学部, 3東北大学 未来科学技術総合研究センター
オレオサイエンス, Vol.17, No.6, pp.261-268 (2017)


ナノチューブゲルの創製とバイオ・グリーン応用
亀田 直弘
(国研) 産業技術総合研究所 材料・化学領域 ナノ材料研究部門
オレオサイエンス, Vol.17, No.12, pp.623-631 (2017)




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